贈答品の役割について
贈答品とは、様々なお祝い事、結婚のお祝いや、新築のお祝い、お中元のお歳暮も、さらには、誕生日のプレゼントでも「贈答」に当たります。
「ありがとう」「おめでとう」「良かったね」「いつもお世話になっています」「これからもよろしくお願い致します」等の、気持ちを形にして贈ること。どうしても、言葉だけでは表すことができないときに、相手が喜んでくれるモノを一緒に贈ることです。
「お中元」、「お歳暮」に関しては、そもそもご先祖に「お供え物」をする習慣があったそうです。その感謝の気持ちがいつか、身近な相手への感謝の気持ちを贈る形へと変化していき、相手との距離を縮めることが大きな役割に時代と共に変わって来ました。
また、贈答品は「ビジネス」の橋渡しにも使われるようになりました。訪問先のお客様との話のきっかけや、仕事面で円滑に物事を進める為に、と相手方との関係をより良くする役割もあるわけです。
お友達や、知人には、そこまで高価な物を贈る必要性はないとは思いますが、ビジネスシーンでは、相手に不快な思いをさせては、本末転倒ですから、細心の注意を払って、贈るものを選んで行きたいとところですね。どちらにせよ、相手のことを想った“贈り物”で喜んでくれることを第一に考えたいですね。